なぜ今、シェアハウスなのか?
「シェアハウスへの入居を決めた理由はなんですか?」と聞いたとき、意外にも多く挙げられるのが、「安いから」という理由。
たしかにシェアハウスは、キッチンやシャワールームなどの設備を共用で利用することで、一般賃貸に比べお得な賃料でのご案内が可能となっています。
しかし!! シェアハウスの魅力はそれだけではない!!
TVを見ていると、日々様々な情報が入ってきます。
昨日までAだったことが次の日にはBになっていたりと、変化が凄まじい時代であると感じます。
昨今の社会情勢を見ていると、「今の時代だからこそ、みなさんにシェアハウスを選んでほしい!」と思うことがあります。
(「選んでほしい!」とまではいかなくても、住居を選ぶ際の1つの選択肢として持っていただきたい)
メリット・デメリットは既にコチラの記事でご紹介しているので、
今回は、「なぜ今、シェアハウスなのか?」と題し、今の社会情勢と照らし合わせる形でシェアハウスの魅力をお伝えできればと思います!
VUCAの時代
VUCAとは、Volatility(変動性)/Uncertainty(不確実性)/Complexity(複雑性)/Ambiguity(曖昧性)、4つの単語の頭文字をとった略語。
昨今の「変化が激しく未来の予測が困難な社会情勢」を指し、近年頻繁に使われるようになりました。
新型コロナウイルスの流行、地球温暖化による気候変動など、予測困難な事象が次々と起こっています。
働き方においても、従来の日本企業ではスタンダードであった終身雇用や年功序列といった制度もなくなりつつあり、人材の流動性も高まっています。
みなさまの周りでも、副業が解禁されたり、転職・起業された方がいたりと、ニュースタンダードが確立されつつあることを実感されているのではないでしょうか?
IT技術の急速な発達に端を発し、何か知りたいと思ったときにはスマートフォンで検索すれば様々な情報が一発で手に入る情報社会。
便利である一方で、フェイクニュースや根も葉もない陰謀論も溢れかえっています。
変化が激しく先行きが不透明な今の時代において必要なスキルは、これまで当たり前だと思われていた事象を疑い、自分の頭で考えること。
シェアハウスには様々な人が住んでいます。年齢・職種など実に様々で、シェアハウスに住まなかったら出会うことのなかった人と出会う契機となります。
そんなダイバーシティに富んだハウスメイトと対話をすることで、「自分は世の中をどのように捉えているか」わかってくるのではないでしょうか?
SDGs
”2030年までに持続可能でより良い世界を目指す”という国際目標、「SDGs(Sustainable Development Goals)」。
SDGsが取りただされてから、”環境にいいこと=クールである”という風潮が構築されつつあります。
街を見渡してみると、マイバックやマイボトルを持ち歩いている人も増えてきたなと感じます。
そのうちの一つに、シェアリングエコノミーがあります。
シェアリングエコノミーとは、何らかの理由で使っていない物・サービス・場所・スキルなどをたくさんの人と共有や交換をしながら活用する仕組みのこと。
代表的なものとして、カーシェアリング、Airbnbが挙げられます。
シェアハウスも正にシェアリングエコノミーの一つであると思います。
建物一つ作るには、膨大な量の地球資源を使用することになります。
一方、シェアハウスにおいては共用設備・備品をシェアするという住居形態上、非常に環境に配慮したものであるといえるでしょう。
そういった意味で、シェアハウスに住むということは、限りある地球資源を大切にするということを意味しています。
実は、”シェアハウスを選ぶ=環境にいいこと=クールなこと”なんです。
人間関係の希薄化
みなさんは昨日、プライベートで何人の人と対話をしましたか?
昔と比べ、引っ越しても隣の人に挨拶することもなく、親世代との同居をしない核家族が多くなりました。
スマートフォンの普及、YoutubeやNETFLIXのサービスの台頭により、人とコミュニケーションを取らずとも日々に楽しみを見出すことが出来るようになりました。
それは良いことである反面、人間関係の希薄化を助長しているともいえます。
その結果、人とコミュニケーションをする愉しさを感じる機会も減ったのではないでしょうか?
シェアハウスに住むと、人とのコンタクト回数が必然的に多くなります。
ハウスに帰宅するとそこにはハウスメイトが待ってくれています。
「ただいま」→「お帰り」と一言交わすだけで、人とのつながりを感じることでしょう。
帰宅後、スマホを見て一日を終えていた生活とは根本から変わります。
もちろん、「スマホを見る生活」「対話をする生活」、どちらが良い悪いというのは人によりけりでしょう。
少なくとも、人間関係の希薄化を感じていてそれに漫然とした危機感を感じている方にとって、シェアハウスは現状を変える場として最適な場所であるといえるでしょう。
最後に
「VUCA」「SDGs」「人間関係の希薄化」の3つの観点から、「シェアハウスに住むべき理由」をお伝えしてきました。
先行きが不透明な毎日を一生懸命に生きてはいるものの、どこかで焦燥感を感じている方。
環境に配慮し、クールでいたい方。
生活に刺激が欲しい方。
ぜひ、自己実現に向け、シェアハウスという場所を活用していただければと思います。