シェアマンションとは？シェアハウスの3つのタイプ・種類を徹底解説！

2025.10.29

シェアハウスとは

「シェアマンションって、シェアハウスと何が違うの？」

「もっとプライベートな空間が欲しい…」

そんな疑問を持っているあなた。実は、「シェアマンション」という正式な名称の物件は存在しません。

でも、安心してください！

たぶんあなたが探している物件は、おそらく「マンションタイプのシェアハウス」のこと。

それは一般的なシェアハウスとは違う、ワンランク上の快適さを備えたシェアハウスのなのです。

この記事では、シェアマンションと呼ばれるマンションタイプのシェアハウスをはじめ、シェアハウスの種類を徹底解説。

特にマンションタイプのシェアハウスではホテルのような充実設備を持つ物件も。

この記事を読めばあなたにぴったりの住まいが、きっと見つかります！

「シェアマンション」の真実

“シェアマンション”は存在しない

検索すると「シェアマンション」そのものに関するページが存在しないことが分かります。

実は、不動産業界に「シェアマンション」という呼び名や正式な区分はないのです。

でも、多くの人がこの言葉で検索しています。それはなぜでしょうか？

みんなが探しているもの=マンションタイプのシェアハウス

「シェアマンション」と検索している人が本当に探しているのは、

マンションのような高級感あるシェアハウス
プライベートも確保された一人部屋タイプ
鉄筋コンクリート造などで防音性が優れている
ホテルのような共用設備に憧れている
一般的なシェアハウスより上質な暮らしをしたい

ということが分かりました。
それはつまり、「マンションタイプのシェアハウス」のことだったのです。

この記事ではシェアハウスの種類を整理して、あなたが探している「シェアマンション」のイメージにぴったりの物件をご紹介します。

最後まで読めば、自分に合ったシェアハウスが明確になるはずです！

シェアハウスの3つのタイプ

シェアハウスは、建物の種類によって大きく3つのタイプに分けられます。

①一軒家タイプ

特徴

一戸建ての家を改装したものが多く、小規模（5〜15人程度）なシェアハウスに良く見られるタイプです。
コンパクトで人数も少ないため、アットホームな雰囲気が人気です。家賃は他のタイプと比べると比較的安めなのも魅力的です。

メリット	デメリット
– 家族のような温かい雰囲気 – 入居者全員の顔が分かる – 庭やテラスがあることも	– 木造が多く防音性は低め – 設備は最低限 – 古い建物も多い

こんな人におすすめ

人との距離が近い方が好き。アットホームな雰囲気を求める人。

②アパートタイプ

特徴

小規模のシェアハウスに多く見られるのが、2〜3階建てのアパートを改装・リノベしたアパートタイプです。中規模（15〜30人程度）で、二段ベッドなど一つの部屋に複数人が寝泊まりする”ドミトリー”と呼ばれるものも多く見られます。もともと一般賃貸アパートだった建物をリノベーションしているため、木造または軽量鉄骨造で生活音など防音性は低い傾向にあります。一方で家賃は比較的安めに抑えられています。

メリット	デメリット
– 一軒家より人数が多く出会いが増える – 駅近物件が多い – リノベーション済みできれい	– 防音性は中程度 – 設備は標準的 – エレベーターがないことも

こんな人におすすめ

程よい人数がいい。家賃と設備のバランスを重視する人。

③マンションタイプ

特徴

マンションタイプのシェアハウス（＝シェアマンション）は、一般的に高層の鉄筋コンクリート造の建物になります。そのため大規模（30〜100人以上）で、出会いも豊富！エントランスホールや共有リビングなどはホテルのようなデザイナー監修の高級感ある空間になっています。ただしその分、家賃は高めになります。

メリット	デメリット
– 防音性が高い – プライベート空間が充実 – 共用設備が豪華 – セキュリティ万全 – まるでホテルのような暮らし	– 家賃が他のタイプより高い – 大規模で全員と知り合いにくい

こんな人におすすめ

シェアマンションを検索したあなたが探しているのは、このタイプ！

プライベートも重視し、質の高い暮らしを求める、住まいの設備にもこだわりたい人です。

マンションタイプのシェアハウスを徹底解説

シェアハウスの3つのタイプを知った上で、ここからはマンションタイプ（シェアマンション）の特徴について詳しく見ていきます。

1.個室の充実度が違う!

マンションタイプの最大の特徴は、基本的に個室であることです。
そして個室であるだけでなく、ベッドや机・エアコンなどの基本的な設備が備わっていることがポイントです。
またグレード(ここでは基本・上級・プレミアムとしてみました!)によってさらに充実してしまう点が強いです。

基本：1BR（ワンベッドルーム）

鍵付きで、完全な一人用の個室
広さ：10〜15㎡
ベッド、デスク、エアコン完備（冷蔵庫がある部屋も）
十分なプライベート空間

上級：1K・1DK

K=キッチンが個室につくタイプ！
広さ：15〜20㎡
共有スペースを使わずに自分のペースで料理できる
共用キッチンの混雑を避けられる

プレミアム：1LDK相当

個室にキッチン＋バス・トイレ付き
広さ：20〜30㎡
ほぼ単身マンションと同等！
完全なプライベート空間

つまり、「ほぼ一人暮らしなのに、共用設備も使える」という”良いとこどり”なんです！

2.共用設備が豪華

個室というだけでも一般的なシェアハウスのイメージを大きく超えるものだと思います。
しかしマンションタイプの魅力をさらに際立たせているのが、ホテル並みの共用設備です。

ワークスペース

カフェのようなおしゃれ空間で集中できる個別ブースが備わっています。

もちろん高速Wi-Fi完備で、在宅ワークに最適です。会社に出社したくなくなっちゃうかも？

シアタールーム

映画好きにはたまらない！大画面プロジェクターに音響設備も備えた映画館のような体験ができるシアタールーム。
Netflixなど契約されている物件では話題の新作を大画面でみんなで一緒に楽しめますよ。

フィットネスジム

フィットネスブームでシェアハウス内にジムを設置している物件が増えています。
最新マシン完備で24時間利用可能。普通にジム代が節約できちゃいますね。

大浴場・サウナ

もはやリゾート気分？シェアハウス＝シャワーのみという常識を覆す、広々とした浴室を備えた物件も登場しています。
物件によっては人気のサウナまで！

ラウンジ・カフェスペース

まるで高級ホテルのような内装のラウンジスペースは、おしゃれなカフェのよう。
コーヒーマシン完備で、くつろぎの空間に住民が自然に集まります。

その他

ルーフトップテラス
ゲストルーム
ライブラリー
パーティールーム

など。

こんな設備、普通の賃貸マンションやアパートでの一人暮らしでは絶対に手に入りませんね。

2.建物の質が高い

マンションタイプのシェアハウスは、建物自体の”質”も違います。

鉄筋コンクリート造

一人暮らしを考えたときに、親や親戚から「鉄筋コンクリートにしなさい」とアドバイスを受けたりしていませんか？
普段は意識することが少ないかもしれませんが、建物の造りで音の漏れ方・響き方が全然違います。
その点、鉄筋コンクリート造の建物は防音性が高く、隣の音が聞こえにくい傾向があります。
電話の内容などが隣室に漏れることもなく、プライバシーも確保できます。

セキュリティ万全

女性であればこれも親から心配されるセキュリティ面。
都心のマンションタイプのシェアハウスではエントランスのオートロック、複数台の防犯カメラが備わります。
管理人常駐（物件により）の物件も多くあります。宅配ボックス完備も嬉しいですね。

エレベーター完備

マンションタイプは5階以上の高層階でも楽々、エレベーター完備です。アパートタイプではエレベーターがないこともあります。
基本は一人暮らし、日々の買い出しで荷物が多くても安心です。

耐震性・耐火性

鉄筋コンクリート造の建物は、新耐震基準に沿って建築されています。
震度6以上でも倒壊しない構造となっているため、たとえ万が一の地震や火事などの災害にも強く、安心です。

マンションタイプの先駆者は「ソーシャルアパートメント」

マンションタイプのシェアハウスで、業界をリードしているのが「ソーシャルアパートメント」です。
ソーシャルアパートメントは株式会社グローバルエージェンツが運営する、高級志向のシェアハウスブランドとなっています。

その特徴は、個室は1BR（ワンベッドルーム）が基本であること。さらに1K・1DK・1LDKタイプも選べ、ほぼ単身マンションに近い設備でありながら共用スペースが超充実しています。

また物件の多くが都心の一等地にあり、一般の賃貸マンションやアパートではありえない「きれい」「快適」「駅近」が手に入ってしまうのです。

代表的な物件

ソーシャルアパートメント恵比寿

全36室
恵比寿駅・目黒駅から徒歩圏
ルーフトップがユニクロのCMにも使用された
洗練された内装

ソーシャルアパートメント武蔵小山

全82室の大型物件
駅徒歩3分
充実の共用設備

家賃の目安

1BR：4万円〜9万円
1K・1DK：9万円〜15万円
1LDK：12万円〜20万円

※エリアにより変動

ソーシャルアパートメントの魅力

ソーシャルアパートメントの魅力は何より、「ほぼ一人暮らし」の快適さです。さらに共用設備で豊かな暮らしも手に入ってしまうこと。

そして憧れの都心の一等地に住め、それもデザイン性の高い内装に囲まれて過ごす生活は、きっと都会での生活を充実させることでしょう。

マンションタイプで追随する「アーバンテラス」にも注目

業界の先駆者「ソーシャルアパートメント」に追随し、マンションタイプのシェアハウスで存在感を増しているのが「アーバンテラス」です。

アーバンテラスとは

東証PRIME上場企業・共立メンテナンスが運営する、「働く大人のための」シェアハウスブランドです。
東京と大阪に13物件展開し、大人のための上質な空間を提供しています。

運営会社の信頼性

「アーバンテラス」を運営する「共立メンテナンス」。”ドーミーイン”というビジネスホテルを聞いたことがある人も少なくないのでは？そのドーミーグループが共立メンテナンスです。

全国500棟以上の学生寮・社員寮を運営
ホテル事業も展開
豊富な運営ノウハウ

シェアハウスは比較的新しいサービスのため、新しい企業や規模の小さな会社が運営していることが多いのですが、その点共立メンテナンスは東証プライム市場に上場しており、大企業ならではの安心感があると思います。

アーバンテラスの特徴

コンセプト：「働く大人が豊かになれる場所」

シェアハウス＝単なる「安く住める」ことではなく、都心で働く大人のための「質の高い暮らし」を提供することをコンセプトとして掲げています。

具体的には「3つの空間コンセプト」を掲げており、

静的空間：居室・ラウンジ = 落ち着き・寛ぎ

動的空間：キッチン・フィットネス = 機能的・健康的

ビジネス空間：ワークスペース = 集中・没頭

となっています。

充実の共用設備

このコンセプトに基づき、「カフェ風コワーキングスペース」「ソロワークブース」「シアタールーム」「トレーニングルーム」「おしゃれなラウンジ」など充実した共用設備が備わっています。

個室の質も高い

アーバンテラスは完全個室（鍵付き）。広さも十分な約10〜15㎡を確保しています。もちろん家具・家電完備。

物件によっては洗面台・シャワー付き個室もあります。

代表的な物件

アーバンテラス南浦和

全54室
全室にシャワー・トイレ完備
約200㎡の大共用空間
鉄筋コンクリート造3階建て
ガラス張りワークエリア
大型プロジェクター

アーバンテラス藤が丘

渋谷まで30分弱
女性専用フロアあり
シアタールーム
フィットネス
女性専用バス

アーバンテラスを選ぶポイント

1.マンションタイプなのに家賃が安い

他のマンションタイプ同等の設備・立地で、月2〜5万円ほど安いことが多いです。

2.上場企業運営の安心感

トラブル対応、契約内容の透明性、物件の管理など、上場企業であれば信頼できます。

3.デザイナー監修の内装

豊富な資金力によりプロがデザインした、おしゃれで機能的な空間。

4.週3〜4回の定期清掃

大型シェアハウスに欠かせない定期清掃により共用スペースは常に清潔。

5.関東・関西に展開

東京・埼玉・神奈川・千葉・大阪に全13物件展開してエリアを選ぶことができます。

マンションタイプのデメリット

業界をリードする「ソーシャルアパートメント」や上場企業が運営する「アーバンテラス」など、人気のマンションタイプのシェアハウスですが、デメリットもあります。

1.家賃が高め

一軒家タイプやアパートタイプに比べると、月額費用(家賃)は月1〜5万円ほど相場が高くなることもあります。

2.大規模で全員と知り合えない

個室かつ50〜100人規模ですので、全員の顔と名前は覚えられません。知っている人だけで過ごす安心感を求める人には向いていません。

3.アットホーム感は薄い

ほとんど交流のない人も常にいるため、誰でも仲良しの家族のような温かさは、一軒家タイプには劣ります。

マンションタイプのシェアハウスは家賃は高めですが、それでも一般のデザイナーズマンションよりは圧倒的に安いです。

そして、設備の充実度を考えれば、コスパは最高。

プライバシーと快適さを両立したい人には、マンションタイプ一択です！

マンションタイプの選び方

チェックポイント①：個室のタイプ

マンションタイプでも、個室の設備は様々です。

1BR（ワンベッドルーム）

寝室のみ
キッチン・バスは共用
家賃：4〜8万円程度
おすすめ度：★★★★☆

最低限のプライバシーは確保。共用キッチンで料理を楽しみたい人向け。

1K・1DK

寝室＋キッチン
バスは共用
家賃：6〜12万円程度
おすすめ度：★★★★★

自分のペースで料理できる。共用キッチンの混雑を避けられる。

1LDK

寝室＋キッチン＋バス・トイレ
完全個室
家賃：10〜20万円程度
おすすめ度：★★★★☆

ほぼ一人暮らし。共用設備だけシェアする形。

チェックポイント②：共用設備

あなたが使いたい設備があるか確認しましょう。

在宅ワークするなら：ワークスペース必須
映画好きなら：シアタールーム
運動したいなら：フィットネス
料理好きなら：広いキッチン

チェックポイント③：立地とアクセス

通勤・通学の利便性を確認。

職場まで何分？
最寄駅から徒歩何分？
周辺環境（スーパー、コンビニ）

都心に近いほど家賃は高くなります。

チェックポイント④：家賃と初期費用

予算内に収まるか計算しましょう。

月額費用の内訳

家賃
共益費
光熱費（定額 or 実費）
インターネット代

初期費用

敷金・礼金（物件により異なる）
前家賃
保証金

シェアハウスは一般賃貸より初期費用が安いことが多いです。

チェックポイント⑤：セキュリティ

特に女性は重視したいポイント。

オートロック
防犯カメラ
管理人常駐
女性専用フロア

チェックポイント⑥：運営会社の信頼性

長く安心して住むために重要。

運営実績
口コミ・評判
トラブル対応の体制
契約内容の透明性

上場企業や大手企業の運営物件は安心度が高いです。

チェックポイント⑦：見学は必須

写真だけで判断せず、必ず見学しましょう。

実際の広さの感覚
清潔度
入居者の雰囲気
周辺環境

オンライン見学も可能な物件が増えています。

参考: https://urbanterrace.jp/flow/

東京のおすすめマンションタイプシェアハウス

東京・関東エリアのおすすめマンションタイプをご紹介します。

①アーバンテラス亀有（東京都足立区）

ポイント

全80室の超大型
北千住・大手町へ好アクセス
カフェ風ワークスペース
ソロワークブース
在宅ワーカーに人気

項目	詳細
住所	東京都足立区東和1丁目
最寄駅	JR常磐線亀有駅徒歩10分
賃料	¥45,000〜¥53,000/月
部屋数	80室
URL	https://urbanterrace.jp/houses/kameari/

②アーバンテラス上石神井（東京都練馬区）

ポイント

約100㎡の大ラウンジ
開放感抜群
和室も選べる
新宿へ好アクセス

項目	詳細
住所	東京都練馬区上石神井1丁目
最寄駅	西武新宿線上石神井駅徒歩8分
賃料	¥42,000〜¥52,000/月
部屋数	52室
URL	https://urbanterrace.jp/houses/kamishakujii/

③dormy S+花小金井（東京都小平市）

ポイント

マンションタイプ（水回り付き）も選べる
食事サービス付き
管理人常駐
女性に人気

項目	詳細
住所	東京都小平市鈴木町2-171
最寄駅	西武新宿線花小金井駅徒歩6-8分
賃料	¥39,000〜¥61,000/月
部屋数	89室
特徴	栄養士監修の夕食サービス付き
URL	https://urbanterrace.jp/houses/splushanakoganei/

④アーバンテラス川口青木町（埼玉県川口市）

ポイント

2024年10月オープン
ピカピカの新規物件
東京まで28分
個室に洗面化粧台付き
シアター・ジム完備

項目	詳細
住所	埼玉県川口市上青木西1丁目
最寄駅	JR京浜東北線西川口駅徒歩14分
賃料	¥43,000〜¥48,000/月
部屋数	75室
URL	https://urbanterrace.jp/houses/kawaguchiaokicho/

⑤アーバンテラス南浦和（埼玉県さいたま市）

ポイント

全室シャワー・トイレ完備
最もマンションに近いタイプ
約200㎡の大共用空間
都心へのアクセス良好

項目	詳細
住所	埼玉県さいたま市南区文蔵2-11-15
最寄駅	JR京浜東北線/武蔵野線南浦和駅徒歩8分
賃料	¥56,000〜¥61,000/月
部屋数	54室
詳細	https://urbanterrace.jp/houses/minamiurawa/